アクリジョンベースカラーを「専用うすめ液 改」でエアブラシ塗装を試してみました。
どの位の希釈が良いのか試してみたいと思います。
濃度はアクリジョン1に対し、うすめ液を標準の0.3の割合と、薄すめ(0.6位)、濃いめ(0.1位)を試しました。
■塗装環境
コンプレッサー:「Mr.リニアコンプレッサーL7」
エアブラシ:「タミヤのエアーブラシSX0.3D」
今回は、カットしたプラ板に塗装します。

まずは、標準の割合で希釈して塗装しました。
特に問題なく塗装することが出来ました。表面もマットな仕上がりです。塗装中も詰まることなく吹き付けが出来ていました。
「専用うすめ液 改」は、以前のものと比べてかなり吹きやすくなっています。

次に、薄めで希釈したものです。
乾燥した状態だと、標準のものと変わらないように見えます。ただし、吹き付けている最中は気を付けて吹き付けないと直ぐに垂れてしまいます。また、吹き始めは塗料が弾いてしまうので薄く吹き付けて繰り返す必要がありました。
写真の状態になるまで、3~4回は塗装する必要がありました。

塗装中の写真です。吹き付けすぎると表面がかなりウェットな状態になります。
この時点で、薄めすぎは完全に失敗だと思ったのですが…。
乾燥すると特にムラもなく仕上がっていました。

最後に濃いめです。
塗装中に詰まるかなと思ったのですが、問題なく吹けてしまいました。
コンプレッサーや、エアブラシの口径等も関係してくると思われます。しかも、乾燥後は表面もざらつきもなくマットな仕上がりでした。
塗料が濃いので吹き付け回数が少なくなるのもメリットですね。

並べた状態です。
写真の撮り方が悪く、表面の違いが分かりづらいですね。

ベースカラーをエアブラシ塗装する場合のまとめです。
・エアブラシの口径は0.3でもOK
・濃度は標準の希釈率、アクリジョン1に対して、うすめ液を0.3の割合
個人的には少し濃いめで吹き付けた方が、吹き付け回数も少なく、表面の仕上がりも良かったように感じました。
今回は、プラ板に塗装しただけなので、塗装するパーツが多いと詰まったりするかもしれませんね。
実際にキットを塗装したときに、またレビューしてみたいと思います。


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