アクリジョン専用Mr.ウェットパレット レビュー
アクリジョンを筆塗りする際、塗料皿を何にするのか皆さんいろいろなものを使われていると思います。
これまでは部分塗装などで使う場合は、調色カップやアルミホイル等を使っていました。
本格的に筆塗りも練習しようと思い、小さめのキットを使って筆塗りしています。
部分塗装位だと取り分けた塗料が乾燥することはほとんどなかったのですが、塗装箇所が増えると時間も掛かるため気づいたら乾燥が進んでしまうことがありました。
何かよいものが無いかと探していたら、クレオスからアクリジョン専用パレットが販売されていました。新しいツールを使うと、上手くなった気になる症候群の私としては試さない訳にはいきません。
早速購入してみました。取り分けた塗料の乾燥時間など試してみたいと思います。
Mr.ウェットパレット商品説明
「Mr.ウェットパレット」は税込み330円です。
商品は以下のように説明されていました。
- 容器のスポンジに水を吸収させ、専用のパレットシートを乗せて使用します。
- 専用シートはスポンジに含まれた水分を透過させますので、シート上のアクリジョンに潤いを与えることで乾燥を遅らせます。
- 塗料皿よりも乾燥速度が遅くなるので、使い勝手が向上します。
セット内容
専用パレットシートが20枚入っています。多いのか、少ないのかは使い方次第でしょうか?
シート単体では販売していないようです。
毎回、トレイ、スポンジも含めて買いなおすのは勿体ないので、クッキングシートなどで代替え出来ないか今度試してみたいと思っています。

- トレイ
しっかりとした作りのトレイです。豆腐のパッケージみたいな柔らかさはないですね。
繰り返し使えます。

- スポンジ
吸水性が高いスポンジです

- シート
20枚同封されています。クッキングシートと似ている紙質です。

準備
実際に水を入れて試してみたいと思います。
水に浸します。スポンジ全体に水が浸透するぐらいで良いようです。スポンジから水が溢れて水面が出てしまうと水の量が多すぎです。

水に浸したスポンジの上にシートを乗せた状態です。目に見えてシートに水が染み込んでいる様子もありません。指で触ってもほとんど濡れません。なんとなく湿っているかなと感じる程度です。

実際に塗料を取り分けだ状態です。使っているうちに気づいたのですが、微量な水分がシートに染み込んでいるようです

少し塗料を、シートの上に分けると弾くような状態になります。

隣に別色の塗料を乗せてみました。
塗料の量にもよりますが、2~3色は乗せても問題なさそうです。

塗料の乾燥時間
1時間位放置しても、塗料が固まっていませんでした。極少量ですが、水分が滲み出ているので固まらないようです。その分、塗料は薄まっているので少し足して確認してから塗装した方が良さそうです。
※「アクリジョン リターダー」を混ぜているため乾燥時間が延びていると思われます。

まとめ:アクリジョン専用筆塗り用パレット
乾燥が比較的早いアクリジョンにとって、非常に使いやすいと感じました。
十分な塗料スペースが確保出来るので、2~3色位取り分けられて、塗料が固まらないのでパイロットのフィギアなどを塗装するときに使いやすそうです。
気を付けるポイントは、水分がシートに若干滲んでいるので、塗料が薄まりやすいため、リターダーも使うときは、塗料と別の位置に取り分けて、様子を見ながら混ぜていく方法が良さそうです。
あとは、単色で部分塗装で使用する場合は、少し勿体無い点ですね。
使用した後は、スポンジの水分を良く絞って乾燥させておきましょう。そのままにしておくとカビてしまうので注意です。
本格的に、アクリジョンで筆塗りする場合は、とても使えるツールですね。値段も購入しやすい価格なので、筆塗りをする場合は持っていても良いと思います。
気になる方は是非試してみてください。


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