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アクリジョンを使って、ガンプラ「ザウォートヘビィ」を全塗装しました。
アクリジョンの筆塗りで仕上げたプラモデルも徐々に増えてきましたが、まだまだコツが掴めず試行錯誤しています。
どうしても、塗膜が厚くなってしまい筆ムラが目立ってしまうんですよね。
今回も、なるべく綺麗な塗装面になるように製作していきたいと思います。
ザウォートヘビィ レビュー
まずは、今回の塗装に使用するザウォートヘビィのレビューです。
先に発売されたザウォートの重装備タイプです。もともと非常にシンプルな機体でしたが、追加武装やマガジンラックが追加され強化されています。
本体は変わっていないので、元のザウォートに肩アーマーや武装を取り付ける構造になっています。



追加武装があるため、重心位置が高くなってしまい立たせづらくなっているのが残念。
▼追加武装のミサイルポット。カバーは突起を差し込んでいるだけなので開閉時は外れやすくなっています。



▼ライフルも、ザウォートと基本は同じですが、先端に銃口パーツを取り付けます。



アクリジョンで筆塗り塗装
仮組後、アクリジョンで筆塗りの準備を進めます。
筆塗りに塗装に使用したツール類です。
- アクリジョンリターダー
- アクリジョンベースカラー各種
- アクリジョン
- 筆→今回は「Mr.タンク付き筆ペン」を使用
- アクリジョン ウェットパレット
本体のメインカラーは「BN-05 ベースブルー」と「N-56 ミディアムブルー」を混色しています。
グレー部分は「BN-02 ベースグレー」と「N-22 ニュートラルグレー」の混色です。
アクリジョン筆塗り塗装のコツ
試行錯誤中の筆塗りですが、コツというか上手く塗装するためのポイントです。
・隠ぺい力の低さをカバーするため、ベースカラーと混色する
・筆は「Mr.タンク付き筆ペン」が使いやすい
ベースカラーとの混色については、別の記事でも紹介していますが、ベースカラーと混色して塗装すると隠ぺい力も上がり塗装しやすくなります。
下地塗装でベースカラーを塗ってから、アクリジョン通常カラーで塗装しても良いのですが、塗装する回数が増えてしまいますし、重ねる塗料が透けてしまい手間が掛かってしまいます。
それであれば、最初から混ぜてみてはと思い塗装してみると、かなり塗装しやすくなりました。
ベースカラーは塗料の粒子も大きいので、やすり掛けの跡も消えやすくなります。
2つ目は、今回試してみてかなり使い勝手がよかったポイントです。
これまでは、クレオスの筆を使用していたのですが、塗装後の筆の手入れをしっかりとしないと直ぐに先端が開いてしまい使用できなくなっていました。
これは、アクリジョンは乾燥すると溶剤には溶けない性質が関係してくると思いますが、しっかり洗ったつもりでも筆の根元に残った塗料が固まってしまい、先端が開いてしまう原因になっていました。
塗装後につい筆の手入れがめんどくさくなってしまい、固まってしまうこともしばしばありました。
「Mr.タンク付き筆ペン」は、ベースカラーを入れて部分的に使用していたのですが、ふと通常の筆のように使用して、タンクに「水」、もしくは「リターダー」を入れて使ってみたらどうなるのかと考えました。
結果としては、かなり使いやすいです。何より筆の手入れが非常に楽になります。
塗料をタンクに入れるという、本来の使い方とは異なるかもしれませんが、塗装後は水を出せば根元から綺麗に出来ますし、毛先の硬さもちょうど良く塗りやすかったです。
塗装してる最中に塗料が固くなってきたら少し水を出して調整することも出来ました。

塗装中
塗装している最中です。
通常の筆を使っている時よりも、塗装やしやすかったです。


▼ちょっと油断するとダマになってしまいます。
もう少し、薄く塗るのを意識しても良さそうです。

▼塗装後は余っていた水転写式デカールを貼っています。
仕上げはアクリジョンのトップコートをエアブラシで吹き付けています。エアブラシ環境が無い方はスプレーでも問題ありません。


ザウォートヘビィ完成








今回は、ブルー系で塗装してみました。
ザウォートはシンプルなので何度も作りたくなってしまいますね。塗装の練習にも丁度良いのかと思います。
「Mr.タンク付き筆ペン」を筆として使う。今回の収穫はこれだったかと思います。また、試してみようと思います。


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