私は、2~3年程前からエアブラシで塗装しています。
リビングで塗装しているので、なるべく臭いが少ない塗料を使いたいと思い、
アクリジョンでエアブラシ塗装を始めました。た
プラモデルの塗装で、多くの方が使われているラッカー系塗料は使用したことはありません。
まだまだ初心者ですが、悪戦苦闘しながら塗装方法を試しています。
現時点の私の塗装の流れを紹介したいと思います。
これからアクリジョンを使おうと思っている方の参考になれば幸いです。
この記事を書いた時点では、旧「エアブラシ用うすめ液」を使用していました。現在は「アクリジョンエアブラシ用うすめ液改」が販売されています。
レビュー記事はこちらです。
アクリジョン エアブラシ用アクリジョン専用うすめ液 改レビュー
■目次
1.アクリジョンの概要
2.塗装環境
3.エアブラシ塗装の流れ
4.塗装後の清掃
5.まとめ
アクリジョンの概要
■アクリジョンの概要
アクリジョンはGSIクレオスから発売されている水性塗料です。
価格は198円(税込)で2013年から発売された比較的新しい塗料です。
有機溶剤の使用を極力カットしているので、嫌な臭いはほとんどしません。
私の感想ですが、学校で使っていた絵の具の臭いに近いと思います。
・色数 ➝ 約100種類
参考までに他の塗料も調べてみました。
水性塗料(クレオス)約115種類、Mr.カラー 約300種類以上?
アクリジョンの場合、塗料の型番として、「N-1」、「N-30」といった番号が振られているのですが、廃盤になっている番号もあるようで、一番大きい番号=発売されている数ではないようです。
ヨドバシカメラやある程度品ぞろえがあるお店であれば購入できる塗料なので、手に入れやすいと思います。
■特徴
メリット
・臭いが少ない(ほぼ無臭)
・塗膜が強い
・完全硬化すると、溶剤に溶けない
・アクリジョンの上に、水性ホビーカラーやエナメル塗料で塗装できる。逆は×
デメリット
・色数が少ない
・エアブラシで使用するとつまりやすい
・使用している人が少ない…気がします➝情報が少ない
その他
・乾燥時間 半日~1日
・霧化しにくい
塗装環境
使用しているコンプレッサーはGSIクレオスの「Mr.リニアコンプレッサーL7」を使用しています。
エアブラシの口径は、0.5と0.3を使っています。メーカーのTwitterでは「0.5」が推奨となっているようです。
■アクリジョンのエアブラシ塗装の流れ
1.塗料の蓋を開けて、よく攪拌します。そこに溜まっている塊が無くなるまで行います。
2.カップに移して、塗料とエアブラシ用うすめ液を混ぜる
※攪拌はしっかり行った方がよいです。
3.お茶パック等でろ過してエアブラシの塗料カップに充填
4.塗装
■薄める割合
アクリジョンと、エアブラシ用薄め液を1:1の割合で薄めます。
ただし、濃度によって割合は調整する必要があります。開封したての場合は1:1を目安にして少しずつ薄め液の割合を増やすイメージが良いと思ってます。
写真は少しわかりづらいですが、アクリジョンをうすめ液で希釈した後にカップを斜めに傾けて濃度を見るようにしています。
2021年9月時点で、エアブラシ用薄め液は生産終了しています。GSIクレオスの公式Twitterで改良版を開発中と出ていました。
在庫の関係もあると思いますが、塗装できなくなるので発売を早くしてもらいたいですね。
まだ、発売日は未定のようです。発売されたらブログでも使用感をレビューしたいと思います。
■塗料のろ過
アクリジョンのエアブラシ塗装で、必ずぶつかる壁が「詰まる」です。
インターネットで調べても、「アクリジョン 詰まる」という評判は良く見かけます。
「霧化しにくい」という性質があるようで、溶剤に溶けないことと合わさり、詰まりやすくなっているのかと思っています。
見づらいのですが、薄め液と混ぜあわせると塗料の塊ができることがあります。
薄め液の攪拌不足によるものなのかわからないのですが、この塊も詰まりの原因なのかと推測しています。

私も、塗装していると詰まってしまい吹けなくなる経験を何度もしています。
その対策の一つとして有効なのが、塗料をろ過する方法です。
ろ過のために用意するのは、100円ショップでも売っているお茶パックです。
お茶パックをフィルター代わりにしてろ過します。
エアブラシの塗料カップにセットして塗料を流し込みます。


多少、お茶パックに塗料が吸収されるため、少し多めに塗料は準備した方が良いです。
■塗装
コンプレッサーの圧力は0.1Mpa位で吹いています。あまり圧を上げると詰まる原因になるようです。
今回は、「インディブルー」を使って試し吹きしてみました。
使用したエアブラシの口径は0.3です。
1回目
薄く吹き付けます。




乾燥後
丸一日乾燥させた状態がこちらです。

塗装後は、少しザラザラした感じが残りますが、時間が経過するとだいぶ光沢感が出てきます。
それでも、塗料の粒子が大きい感じがあります。このあたりは塗装技術によって変わる部分かもしれません。ただ、触った感じはざらつきも殆どありません。
アクリジョンは塗装中の「詰まり」を防止するために、エアブラシの先端を吹き付ける前後に水に漬けながら塗装すると良いようです。
私は、毎回水を用意するのはめんどくさくなってしまったので、100円ショップで手に入る切手用のスポンジを水に浸して、定期的に先端を押し付けながら塗装しています。
塗装を続けていると、ニードルに塗料が付着してくるので、軽くスポンジに押し当てるようにすると塗料を落とせます。

※あまり強く押し当てて、ニードルを破損しないように注意が必要です。
■塗装後の清掃
アクリジョンは、固まり始めると溶剤に溶けない性質があります。
そのため、塗装後の清掃をしっかりしていないとエアブラシ内で塗料が硬化してしまい、ニードルが抜けなくなります。
塗装後は毎回清掃した方が良いです。清掃を軽く水でうがいしただけだと、次回塗装するときには間違いなく吹けません…。
手間でも、清掃をして次回の塗装まで間が空く場合は、ニードルを抜いた状態で保存すると良いです。たまに、エアブラシ内に残っていた塗料が硬化してしまい、ニードルを動かせない状態になる場合があります。
「アクリジョン用ツールクリーナー」も発売されているので、塗料カップの清掃や、うがいをして綺麗にします。
ツールクリーナー
これは結構臭いがきついです。アクリジョンがほぼ無臭なので余計に臭いがきつく感じます。
アクリジョンは溶剤に溶けないので、ツールクリーナーを塗料カップに入れただけでは、カップ内の塗料は落ちません。綿棒などで擦る必要があります。
エアブラシのうがいもして、ニードルを軽く前後に動かしてから水で流すようにしています。
この時、よく水で流さないとエアブラシ内に塗料が残る原因となるので、よく洗いましょう。
このツールクリーナですが、確かに塗料を落とせるのですが、臭いがきついです。
最近は、浴室用洗剤の「バスマジックリン」を代替品に使用しています。

これだと、無臭なのでお勧めです。アクリジョンもしっかり落とせますし、ノズルが付いているので使いやすいです。
水道水で流した後です。この通り綺麗にアクリジョンを落とせます。
「バスマジックリン」でアクリジョンを落とせることは、インターネットで知りました。
ツールクリーナーとして申し分ない使い勝手なので、最近は「アクリジョン用ツールクリーナー」を使うことは殆ど無くなってしまいました。
■まとめ
アクリジョンの概要から、塗装~清掃までを紹介しました。
○まとめ
・アクリジョンは水性塗料でほぼ無臭
・エアブラシで塗装する場合は、「エアブラシ用薄め液」で希釈する
・希釈の割合は1:1から始めて、塗料の状態に合わせて調整する
・「お茶パック」でろ過すると詰まりづらくなる
・塗装後のエアブラシの清掃には「バスマジックリン」が便利
今回は紹介しなかった、ベースカラーや、詰まりの解消方法など改めて紹介したいと思っています。


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