アクリジョンとベースカラーの混色
今回は、アクリジョンとベースカラーを混ぜてエアブラシ塗装を試してみました。
ベースカラーは、隠ぺい力も高く塗装しやすいのですが、吹き付けすぎると塗装膜が厚くなってしまい、ディティールが潰れやすくなってしまいます。
そこで、通常のカラーとベースカラーを混ぜて塗装して、サーフェイサーとしての役割も残しつつ、隠ぺい力の低さもカバーできないかと思い試してみました。

アクリジョンとベースカラーの混色① 塗装環境
- エアブラシ塗装
- ハンドピースの口径 0.3
- コンプレッサー Mr.リニアコンプレッサーL7
- 圧力 0.1MPa
アクリジョンとベースカラーの混色② テストパターン
今回は、2パターンの混色を試してみました。
どちらも隠ぺい力は低いので、通常だと発色するまでに4~5回は塗装を重ねる必要があります。
- 「ベースカラーBN01 ベースホワイト」+ 「N1 ホワイト」
- 「ベースカラーBN04 ベースイエロー」+ 「N4 イエロー」
以前、隠ぺい力を試した記事はこちらです。
アクリジョン「ホワイトNー1」の隠ぺい力
スミ入れが出来るかも試したかったので、スジボリしたプラ板を用意しました。
混色したアクリジョンを塗装した後、スミ入れをして綺麗に拭き取れるか試してみます。ベースカラーは塗装面はつや消しっぽくなるので、通常だと綺麗に拭き取れない場合があります。
スミ入れは、エナメル塗料を使用しました。
アクリジョンとベースカラーの混色③ ホワイトの混色
用意したプラ板に混色してエアブラシ塗装してみます。

混色する割合はベースカラーを1に対して、ホワイトも1の割合で混色しました。
うすめ液は「エアブラシ用うすめ液 改」です。
希釈の割合は塗料1に対して、うすめ液0.4ぐらいです。
へースカラーは使っていると瓶に残っている塗料の粘度が結構高くなってきますので、希釈の割合は塗料の状態に合わせて変えた方が良さそうです。
塗装後の画像がこちらです。写真が上手く撮影出来ていなくて違いが分かりづらくなってしまいました。
ただ、混色して塗装した結果は十分に使えそうでした。
1回目の塗装で、発色していましたし非常に塗装しやすかったです。表面を触って感じも多少つや消しの感じが残りながらも、そこまでざらざらしていません。
紙やすりの番手だと1000番位の感覚です。
混色していない場合は、薄く塗装を重ねていきますが、今回はそこまで意識することなく吹き付けても発色していました。ベースカラーの特徴を活かしながら、塗装面がマットになった印象です。

下の画像も分かりづらいのですが左が塗装前、右が塗装後です。

アクリジョンとベースカラーの混色④ スミ入れ
続いて、塗装したプラ板にスミ入れをして綺麗に拭き取れるかを試しました。
結果は、問題なく拭き取りができました。エナメル塗料が塗装面に浸み込んで拭き取りづらいということもなく、混色しない状態と感覚は変わりません。もちろん、塗装が剥げることもなかったです。
- スミ入れ後

- 拭き取り後

アクリジョンとベースカラーの混色⑤ ホワイトで重ね塗り
混色した塗料で塗装した後、一度ホワイトで塗装を重ねてみました。
軽く塗装した状態ですが、マットな状態からつやが増した状態となりました。
感覚的には、4~5回塗装したときと同じぐらいです。
画像はこちらです。


光沢も出てきています。
アクリジョンとベースカラーの混色⑥ イエローの混色
「ベースカラーBN04 ベースイエロー」と 「N4 イエロー」の混色も試しました。
ホワイトと同じように、1対1位の割合で試したのですが、ベースカラーの色が強く出てしまいオレンジイエローに近い色になってしまいました。
右側のラインがそのままイエローを塗装した状態。
左側が混色して塗装した状態です。
- 混色して塗装

- イエローを重ね塗り

イエローの場合、ベースカラーの割合が多いとオレンジの色合いが強くなるようです。
割合はホワイトに比べて下げた方が良さそうですね。
アクリジョンとベースカラーの混色⑦ まとめ
アクリジョンとベースカラーを混ぜてエアブラシ塗装を試してみました。
結論としては、とても使い勝手が良くなったと感じました。
アクリジョンの弱点でもある、隠ぺい力の低さも無くなりました。混色することで塗装回数を少なく出来るのが一番のメリットになりそうです。
ベースカラーを混ぜることで、垂れずらくなっていました。ホワイトや、レッド、イエロー系の塗装をする場合は、各ベースカラーを入れて下地塗装をすると良さそうです。
今回は、プラ板に塗装しましたが実際のキットを作成する際は、混色して作成してレビューしたいと思います。


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