クレオス「Mr.タンク付き筆ペンセット」レビュー

アクリジョン

2023年1月13日に発売された「Mr.タンク付き筆ペンセット」のレビューです。

元々水筆ペンは水彩画用として販売されていましたが、今回プラモデル用にカスタマイズして販売されました。文具メーカー呉竹社との共同開発品とのことです。

筆ペンは使ったことはありませんでしたが、アクリジョンでも使用出来るとのことなので早速購入して試してみました。

部分塗装に使えるのか、筆ペンだけで全塗装も出来そうなのかなど試してみたいと思います。

アクリジョンを使っている方や、購入を検討している方の参考になれば幸いです。

まずは、概要です。

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「Mr.タンク付き筆ペンセット」概要

  • アクリジョンや水性ホビーカラーを入れて使用できる。
  • 水性塗料を使って、塗装やぼかしに使える
  • ラッカー系やエナメル系など塗料や、溶剤は部材が著しく損耗する恐れがあるので使用できない
  • 価格 990円(税込)

パッケージには
「アクリジョンや水性ホビーカラーを入れて」
「ウエザリングカラーうすめ液を入れてウォッシングなどに」
と書かれています。

塗料を充填した後の保管ですが、パッケージ裏には使用頻度の高いアクリジョンを筆のタンクに入れて、そのまま使用と保管ができると書かれています。
これは、アクリジョンを使っている人にはうれしいですよね。パレットに塗料を出してうすめ液で調整してといった準備を省けることになります。

それでは、早速開封します。

「Mr.タンク付き筆ペンセット」の開封

封入物は平筆と細筆の2本セットです。

▼平筆

▼平筆は、先端のカバーを外すことで穂先の幅を変更することができます。

▼細筆

▼穂先
筆の材質はナイロンぽいですね。
感覚的には、クレオスのMr.ブラシよりは少し柔らかい印象がありました。

▼HG百里とサイズ比較です。
丁度、HGの広い面を塗装するときに合いそうです。

塗装前の準備

塗料をタンクに入れる場合は、筆部分を回転させて外します。
すると先端に穴が空いた吸入口が出てきます。

▼先端を外したところ

試しに水を吸い取っているところです。
先端を水に浸してスポイトのように液体を吸い上げます。

▼吸い取ったところ
水だと1回でこのくらいまで充填することが出来ました。粘度が低い液体であればこの方法でも吸い取ることができますが、塗料の場合は先端の部品を外して流し込む方が良さそうです。

▼吸い取った後、筆部分を取り付けてタンクをプッシュしたところです。
使う前は、筆全体に浸み込んでいくのかなと思っていましたが、恐らく真ん中から塗料が流れ出てくるようです。

アクリジョンベースカラーを入れて試し塗り

実際に塗料を充填して使ってみたいと思います。
切り出したプラ板に、アクリジョンベースカラーの「BN-02 ベースグレー」を塗装してみます。

▼切り出したプラ板

▼塗料を原液で入れて何回かプッシュしたところです。
中心部分からじわーっと塗料が出てきました。

ここで失敗です。塗料が水でかなり薄まってしまいました。原液を使ったはずなのに…??

原因は試しに入れた水が残っていたためでした。
タンクに液体を入れた後、プッシュしただけでは液体をすべて出し切ることが出来ないようになっていえます。
文章にすると表現が難しいのですが、タンク先端のパーツは、内側に向かって徐々に口径が小さくなっている構造です。
その為、僅かに残った液体は先端から押し出されないのでどうしても残ってしまうようです。

塗料を入れ替えたり、試しに水を入れた後はタンク先端のパーツを外して全部出す必要があります。
恐らく、最初は水で試す方も多いと思うので注意した方が良さそうです。

▼先端のパーツを外したところ

一度、塗料を完全に出してから再度ベースグレーを原液で充填しました。
気を取り直して、試し塗りしていきます。

▼1回目

▼すこし乾燥させてから2回目

▼3回目の塗装後
30分位経過したところです。アクリジョンは乾燥が早いので触っても指紋は着かないくらい乾燥しています。

塗りやすいです。
筆の硬さがちょうど良く、筆ムラも目立たないですね。
タンクの中に、水が少し残っていたので丁度良い具合に薄まったいたことも関係しているのかと思いました。

実際にガンプラのパーツに塗装してみる

続いてガンプラのパーツに塗装してみたいと思います。
使用したのは、HG百里の肩パーツです。

まずは、ベースグレーで塗装してみます。

▼3回塗り重ねた状態です。

やっぱり塗りやすいですね。
普通に筆で塗装するよりも塗りやすいです。筆の硬さが関係しているのでしょうか?
筆ムラも目立ちづらいように思います。

アクリジョンブルーを入れて試し塗り

次は、同じく百里の肩パーツに「N-6 ブルー」を塗装します。
筆は細筆を使用しました。

▼原液で試してみます。
塗料を充填する場合は、写真のような注ぎ口がある計量カップが使いやすかったです。

▼パーツ半分を塗装した状態です。
最初、塗料が出にくかったので先端を水に少し付けてからプッシュすると塗料が出てきました。

原液のため、少し塗膜が厚くなってしまいましたが、その分隠ぺい力も下がらないので1回目の塗装で発色していました。

▼全体を塗装した状態

▼筆とパーツのサイズ感です。
細筆はHGサイズの塗装に適していそうです。

▼少しムラになった箇所もあるのですが、全体的には光沢が出るくらい綺麗な塗装面になりました。

「Mr.タンク付き筆ペンセット」使用後

使用後の洗浄方法は、パッケージには記載されていません。
長期間使用しない場合は、穂先を良く洗浄した上で保管と書かれていました。

アクリジョンは乾燥すると溶剤には溶けない性質があるので、使用後は穂先を水で洗浄して保管することにしました。

固まってしまった場合は、マジックリンに少しつけておけば綺麗に塗料を落とせると思います。
筆は手入れが大事なので様子を見ながら保管したいと思います。

「Mr.タンク付き筆ペンセット」レビューまとめ

以上が「Mr.タンク付き筆ペンセット」の使用感です。
実際に使用して感じたポイントをまとめてみました。

●良さそうな点

  • 筆の硬さが丁度よく塗りやすい
  • アクリジョンは原液でも塗装できる
    ※塗料の状態によってリターダーを使った方が良さそうです。

●気になったところ

  • タンクに塗料を充填しづらい
  • 耐久性が不明
    ※タンクのプッシュ部分が劣化して割れてしまいそうな気がする
    ※穂先の塗料が残って乾燥してしまいそう

とても塗りやすいと感じたのが第一印象でした。
ベースカラーを入れておいて、合わせ目消しがしっかりと消えているかを確認したいときにさっと塗装するときにも使えそうですし、塗装の幅も広がりそうですし今後もいろいろと試してみたいと思います。

アクリジョン
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